高耐荷重のコンパクト台車をリリースへの道 ^^
「きつい」「汚い」「危険」これが鉄工所のイメージだろう。鉄工所への就職する新入社員は少なく入社しても長続きしないのは、どこの工場も同じと聞きます。今、やれているからといってこのまま10年後には高齢化が進み廃業を余儀なくされるかもしれない。若い年代に「ものづくり」の良さを知ってもらいたい。鉄工所の良さを知ってもらいたい。どうにか鉄工所を良いイメージにできなだろうか!?ひねり出した答えは自社の窓口であるホームページを見やすくしよう。以前のホームページは自分で作っていたのをリニューアルをして清潔なイメージで制作した。。
けどもまだ悪いイメージは拭えないと思い、自社ブランドToroccoを設立した。坂田鉄工所の自社ブランドを「Torocco」と名づけたのは創業者坂田新がトロッコの車輪を鋳物で製作していたのが自社のルーツだからである。Toroccoは台車にこだわり製作していきたいと思っていた。重量物運搬台車は必要であり今までは自作の重く大きい台車を使用していたが、現場から「重量物を狭いところを通って運ぶのに便利な台車はないのか?しかも軽い方がいい良い」という声に応える為に「今までなかった物を作りたい。現場は機能性ばかりでデザイン性はなくデザインにも優れたものができれば」
1月より計画を立てて4月に持続化補助金の採択を受け5月にデザイナーの西村拓紀さんに東京まで話に行った。それから半年、検証に検証を重ね出来上がったのがデザイン性・耐荷重性・可搬性に優れたコンパクト台車L6-001とS4-001 https://www.youtube.com/watch?v=c-O7Tom6VlA メーカーになるのか!?PVも加藤大樹に制作してもらい、これからが楽しみな新商品である。
これで多少は鉄工所の悪いイメージから「ものづくり」というイメージに変化できたかもしれない。そして、2015年には、鉄に特化してデザイナーと共同する会社スチール・ラボラトリーを起業して鉄工所をデザインといった切り口で角度を変えて見せるようにしている。こちらも今後特に2016年は更なるプロジェクトを仕掛けていくので注目してもらいたい。
鉄工所は確かに何をしているか分からないし、敷居は高いが、多くの人に知ってもらえるように窓口を広くしたいと考えています。